TUT CRAFT

蒲田のまちと、私たちのビールづくり

「蒲田ってどんなイメージ?」
最初に話したとき、浮かんできたのは、にぎやかな呑み屋街。
「じゃあ餃子に合うビール作る? 」
最初はよくある、蒲田らしさから企画開始。
でも、歩いてみると、この街はそれだけじゃない。
誰でも入れる銭湯があって、昔から住む人も、外国の方もいて、多国籍料理屋さんも多い。
「なんだか、いろんな人を受け入れてくれる街だね」

このクラフトビール「包」は、東京工科大学デザイン学部の産学連携プロジェクトの一環として、大田区のブルワリーと協働で実施した「地域の魅力を伝えるクラフトビール商品企画コンペ」で実施案として選ばれた商品です。蒲田という地域の特性や魅力を見つめ直し、そこに息づく人や文化を包み込むビールを目指しました。
 
カオスで少し近寄り難いイメージのある蒲田。そんな蒲田ですが、街を知っていくうちに、国籍も暮らしも人生も問わず、誰もを温かく受け入れる「包容力」に気付かされました。その蒲田の魅力こそが、このビールのコンセプトです。
「包容力ってどんな味だろう?」家にある調味料を持ち寄り、3人で試飲会をしてみることに。そこで、出汁醤油を加えてみるとそのまろやかさが包容力にぴったりでした。お出汁の異なる素材の味を調和させる様が、様々な人や文化を包容する蒲田の街を映すものだと思わされました。
私たちの想いが詰まったロゴです。丸みのある形は蒲田の包容力を表し、温もりのあるグラデーションには多様な個性が混じり合う蒲田と出汁の豊かさのイメージを重ねました。
原材料
麦芽(イギリス製造、ドイツ製造、その他)
出汁(鰹、昆布、椎茸)
ホップ
蜂蜜

アルコール度数 5%

内容量 330ml

価格:770円(税込)